前の日記にも書いたとおり、昨日のオンセのときに、芝村さんから聞いたお話を、
自分なりに理解した通りに記述したいと思います。 「それは違うだろう。」や、「そういう意味じゃない」と言った事があれば、是非コメント下さい。 一つは「パス癖」です。 これは、同じセッションに参加されていたほかのPLの方の話題に出てたことなんですが、 自分にもそっくりそのまま当てはまっていました。 「自分の責任(プレッシャー)から 逃げる 任せる 潰れる 諦める」 「重要な役割りにいる時に、その役割りを責任を持って果たせない」 これが「パス癖」の実体です。 昨日一昨日のセッションも、自分はこれを無意識の内に抱え込んでいたみたいです。 責任を果たすのを放棄して、責任のかからない行動へと流れていってしまう。 きちんと自分で考えて、自分で責任を果たしていれば、もっといいプレイが出来ていたかなと思います。 もっと自覚を持ってプレイする事で回避できるという事なので、頭において臨みたいと思います。 もう一つは、「プレイングについて」です。 プレイングには、大きく分けて4つ存在します。 ・裏技:戦闘中に話し掛ける ・寝技:戦闘中に寝技に持ち込む ・間接的アプローチ:戦う前に相手を無効化する ・ストロングスタイル:立ち技 と言うのが、Aの魔法陣のプレイングの大きな4区分になります。 最初に「裏技」なんですが、 まず全体に通じる具体例として、難易度5のゴブリンに対して、 成功要素として、ナイフ:斬る 突く 投げる があるときにどのような行動宣言をするのか。 というのを挙げておきます。 そこで、仲間を呼ぶ・敵と仲良くなるといった、ナイフの成功要素を使わない行動宣言が、 この「裏技」のプレイングという事です。 つまり、この場合では、直接戦闘自体を回避するための行動宣言をするのが、この「裏技」です。 次に、「寝技」 「寝技」は、ナイフの投げるなどの一つの成功要素に着目した行動宣言をする事です。 例えば、敵の間合いから離れた遠距離からナイフを投げる。といった事です。 ただ、この場合では、抽出は投げるの1つだけ、一時的成功要素を入れたとしても3つだけです。 そして、「間接的アプローチ」 「間接的アプローチ」は、ナイフで槍を作る・落とし穴などの罠を作る、 といったナイフを直接ゴブリン退治に使わない行動宣言です。 このプレイングは、Aの魔法陣では常套手段として、結構用いられます。 しかし、 この3つのプレイングは、実際はここまで限定された状況では、ほとんど意味をなさないという事です。 限定局面になると死亡率が跳ね上がるキャラメイクやビルド (例:神々の宴で肉弾戦特化のキャラメイクやビルド) があったり、特化ビルドと裏技は相性が悪い&特化している分だけ対応能力が無かったりなど、 特化ビルドはAの魔法陣プレイヤーが好む(好みやすい)裏技には向いていないという事です。 それを念頭においてなのですが、 Aの魔法陣では、裏技・寝技・間接的アプローチは万能ではなく、必ずやる必要もない方法なのです。 しかし、プレイヤーは、それをやりがちな傾向にあるそうです。 出来るからといって、それをやればいい目にあうかというとそうではないということはどこでも同じです。 そして、そんな中で重要になってくるのが、立ち技、つまり、「ストロングスタイル」の戦術になります。 「ストロングスタイル」は、基本として成功要素を使いながら前提変換をかけることです。 具体例に沿えば、ナイフの成功要素を全て使い切る行動宣言が基本です。 具体的には、 「中距離では斬り、短距離では突き、そして距離が開いたら、ナイフを投げてしとめます。」 という事です。 ただの「相手を斬ります。」だけだと、斬る一系統しか抽出されないから、このように宣言します。 ただ、この宣言内容だと、宣言が却下されたり、統合ペナルティ(注1)がつくのではないのかなと思いますが、 行動宣言が却下されるのは分岐行動宣言、 つまり「××だったら○○します。」のような分岐が出来る行動宣言でなければ、却下されません。 また、統合ペナルティは各SDによって裁定の違いはありますが、 芝村SDの場合、流れる一連の行動で分割できない場合は1行動とカウントされるという事なので、 この場合は一連の動作として認識されるようです。 もっと分かりやすく確実で、きれいな言い方で宣言するなら、 「まず突くと斬るを多用して敵と距離をとり、開いた瞬間にナイフを投げます。」 となります。 この宣言なら、「突くと斬るを多用し」の部分を分割する事は出来ないので、 「まず突くと斬るを多用して敵と距離をとる」「開いた瞬間にナイフを投げます。」の2行動統合で処理されます。 これよりも完璧に抽出を望む場合は、 「ナイフで攻撃します。」という行動宣言をして、抽出理由に先の行動宣言の内容を取り入れると、 ほぼ確実に抽出されます。 これが、「ストロングスタイル」の基本形なんですが。 あくまで基本形であり、ストロングスタイルにはまだその先があります。 それが、 ・崩し ・当身 ・方殺 の3つの前提変換の方法です。 「崩し」の例は、 行動宣言:相手が切ってくるタイミングを見計らって後ろに飛びながらナイフを投げます。 成功要素提出(提出理由) 斬る、突く(相手が斬ってくるまで、ナイフを振ってしのぎます) 投げる(必殺の攻撃ですワンチャンスに全部をかけます) これならば、全部の成功理由を立てながら、相手の切る成功要素を無効化する可能性があります。 つまり、自分は最良の抽出を得ながら敵に自由には行動させないという事です。 これを組み上げていけば成功要素差1.5倍までは落とせる戦術です。 今回の例では、攻撃を崩しましたが、 盾を持っている相手に対して、「相手の右側に回って攻撃する」という行動宣言で盾を崩せます。 つまり、積極的に行動対象に対して「崩し」をかけていく事が出来ます。 この「崩し」を受動で行うのが「当身」です。 詳しい例は出してもらえなかったのですが、「崩し」の性質から考えると、 受動で「ゴブリンからの攻撃の回避」があるとすると、 行動宣言:攻撃される前に、棍棒を持つ右腕をナイフで狙い、攻撃威力を下げてを避ける。 成功要素提出(提出理由) 斬る、突く、投げる(棍棒を持つ右腕を狙って攻撃し、攻撃威力を下げます) という行動宣言のような戦術の事だと思います。 受動で、全成功要素を積極的に使い、 なおかつ相手の成功要素(この場合は腕力など)を崩していく戦術と解釈しました。 「方殺」は、「相手を固めて無効化する崩し」という事なのですが、 これもまた具体的な例を出してもらえなかったんですが、 行動宣言:ナイフで威嚇攻撃して後退させ、相手を沼に落とします。 成功要素提出(提出理由) 斬る、突く(相手を威嚇攻撃して、落とし穴まで後退させます) 投げる(相手を沼に落とす、最後の攻撃です) という様な行動宣言により、 相手の状況を変化させ、有効な成功要素を引き出させないようにする戦術だと解釈しました。 ・・・・といっても、 「当身」「方殺」の2つは、本当に自分の解釈だけなので、間違ってる可能性が高いです。(汗) このように正面から突破するのがVER3から生まれた新スタイル”ストロング”です。 以上が、昨日芝村さんからお話いただいた内容です。 曲解や誤読があるかもしれません。ので、冒頭にもあるようにご指摘くだされば嬉しいです。(終) 注1・・・行動内容がいくつかある場合、3つ目の行動からペナルティとして難易度が+10される事。
by heart-of-chord
| 2005-07-31 19:16
| Aの魔法陣
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