Aの魔法陣とは?

そう言えば、Aの魔法陣とはどんなTRPGなのかについて、まったく触れていない事に気づきました。
Aの魔法陣が分らない&初めて人のために、自分なりに説明してみたいと思います。

Aの魔法陣は、アルファシステムサーガの巻末についているTRPGで、
Ver.1ルールと3つのセッションデータが記載されています。
アルファシステムに公式のサポート掲示板があり、現在も手厚いサポートが続いています。

システムとしては、多分(他のTRPG知らないので 汗)通常のTRPGと変わらず、
ゲーム内のある目的を、持ってる能力を駆使して、クリアしていくものです。
ただし、他のTRPGのようにキャラクター(以下PC)の能力を数値で表しません。
能力は「言葉」で表されます。例えば、「腕力」「考古学知識」「勘」などなど。
このような「言葉で表された能力」を「成功要素」と呼びます。
「成功要素」は「名詞」もしくは「一言で表される言葉」でないといけません。文章は駄目です。

また、成功要素には、PCが保有している能力の他に、「一時的成功要素」というものがあります。
これは、状況や設定などの「一時的なもの」を成功要素とする事です。
この一時的成功要素は「文章」でもOKです。
例えば、「地面がぬかるんでいる。」や「毎日親の手伝いをしているので、やりなれている。」など。
ただし、この一時的成功要素はあくまで「一時的なもの」しか提出できず、
「背が高い」「子ども好き」といった、「一時的でないもの」は提出できません。
また、一行動宣言ごとに2つまでしか提出する事も出来ません。

そして、これらの「成功要素」を「行動宣言」と共に提出します。
「行動宣言」は、そのままPCがどういう行動するのかを記した宣言です。
プレイヤー(以下PL)が提出した行動宣言から、
セッションデザイナー(つまりGM 以下SD)が難易度を決め、
SDによって決められた難易度を超えるように成功要素を提出し、
行動を成功させて、目標を達成していくのがAの魔法陣の基本的なやり方です。

では、行動の成功判定はどのようにして行われるのか。
それは、提出した成功要素がどの程度、「抽出」されたかによって決まります。
「抽出」とは、提出された成功要素が行動宣言と関係があるか、役に立つかをSDが判断し、
関係ない成功要素を排除し、その他の成功要素を残す事を言います。
排除されなかった、つまり抽出された成功要素の数が難易度と同じか多ければ、成功となります。

では、成功要素が難易度よりも少なかった場合はどうなるのか。
この場合は、ダイスによって判定が行われます。
ダイスを振る場合、難易度を2倍した数字が成功値となり、
振ったダイスの目の合計よりも、成功値の方が同じか小さければ成功になります。
ダイスは、1成功要素につき1つ振る事が出来ます。

そして、ダイスに関するAの魔法陣の特徴的なルールが3つあります。
一つは、ダイスの目に1が出てしまうと自動的に失敗になるという事です。
たとえダイスの目の合計が成功値よりも多かったとしても、ダイスの目に1があると自動失敗です。

二つ目は、ダイスの目に6が出るともう一つダイスを振る事が出来ます。
例えば、3d6(6目ダイスを3つ振る)をした場合に、3・6・6と出たとすると、6が2つ出ているので、
あとダイスを2つ振る事が出来ます。これをグリードと言います。
ただし、これは「振ってもいい」のであって「振らなければならない」訳ではないので、
1が出ずに、成功値に達している場合、6が出ていたとしても振らなくてもいいのです。

三つ目は、固定値運用です。
これは、ダイス(または、成功要素)を固定値2として運用する事です。
例えば、抽出された成功要素が4、難易度が5だったとすると、そのすべてを振らなくても、
3つを固定値運用して、残る一つをダイスとして振る事が出来ます。
この場合、3つを固定値運用しているので3×2で6、難易度が5なので成功値は10、
よって残りは4なので、ダイスで4以上を出せば成功となります。
これは、グリードでも運用できます。
成功要素が1、難易度が4の場合、ダイスで6が出たとすると、グリード分を固定値運用する事で、
6+2で8となり、成功値8を達成する事が出来ます。

これまで難易度や成功値が達成できた場合を話してきましたが、
では、成功値に足りなかった場合はすぐに失敗になるのかというと、そうではありません。
Aの魔法陣には、「中間判定」と呼ばれる判定があります。
中間判定は、「失敗ではなかったが、成功でもない結果が出た」という判定です。
例えば、「図書館で町の歴史について調べる」という行動宣言をし、中間判定になった場合、
「詳しくは調べられなかったが、概要程度は調べられた。」ということになります。

中間判定は、ほとんどがSDによって決められますが、PLが内容を決められる場合もあります。
例えば、「電話をしながら、お弁当を作る」行動宣言をした場合、
「電話はする事が出来たが、注意散漫でお弁当は作れなかった。」
「お弁当は作れたが、お弁当に集中して電話を放り出した。」
の二つから選べる可能性があります。ただし、SDの裁量によりますので、いつも選べる訳ではないです。

また、中間判定には、「中間判定不利」「中間判定有利」という基準がゲームごと・SDごとにあり、
かならず、中間判定を選べば、中庸の結果が得られるわけでもありません。

中間判定は、ダイスの合計値が元の難易度と同じが上で、成功値よりも少ない場合に判定されます。
難易度5の場合、ダイスの合計値が5以上10未満だと中間判定になります。
ダイスの目の合計が元の難易度にも届いていない場合、これが失敗になります。
難易度5の場合は、ダイスの合計値が5未満だと失敗判定になります。

以上が、Aの魔法陣の基本的なルールです。
現在ではヴァージョンアップされ、公式で扱われているのはVer.2.5、
もうすぐ発表されるAの魔法陣書籍版では、Ver.3が使用されています。
が、この基本的なルールは変わらないので、覚えておくとAの魔法陣がスムーズに出来ます。

また、公式掲示板ではアルファシステムの世界観設定が使用されていますが、
それを知らなくても、十分に公式で遊ぶ事が出来ますし、
要望を出せば、世界観以外でのセッションも行ってくださいます。
本当にサポートが手厚いので興味がある方は一度、公式掲示板を覗くか、
準公式と呼ばれている、風鈴さんが運営されているHPのチャットを覗いてみてください。(終)
[PR]
by heart-of-chord | 2005-08-13 05:15 | Aの魔法陣


<< Ver.2.5 プレイ日記その12(終幕) >>