前提変換について

久しくAの魔法陣についてかいてなかったので、久しぶりに書いてみようかと思います。

この前、色々と説明していた時に、
「前提変換と一時的成功要素の区別がよく分からない」という方がいらっしゃったので、
今日は前提変換についてコソコソ書きたいと思います。

Aの魔法陣の一つの戦術として、「前提変換」というものがあります。
平たく説明すると、「前提を変換して、条件を変える」というものなんですが、
それこそどういう事だと言われると思うので、例を出しながら説明していきたいと思います。

前提変換の方法にはいくつかあります。

例として、

M*おいしい料理を用意する:目的を達成するための難易度5:判定単位400:制限時間1時間(恋人が来てしまう):難易度設定の前提1時間(つまり1ターン):一般人の場合:おいしい料理を用意する事に関するもの

キャラクターA(以下A):調理師の卵
キャラクターB(以下B):多数アルバイト掛け持ちのフリーター

という、ゲームがあったとすると次のような前提変換が考えられます。

・設定による前提変換
このゲームの抽出・難易度決定の前提は、「一般人」というくくりがなされています。
そして、SDは「一般人ならどうなるか」という事を前提で難易度や抽出を行っていきます。

そこで、Aが「台所で料理を作ります。」と言う行動宣言を行った場合、
通常ならば、難易度は5という判定を行いますが、
Aの設定は「調理師の卵」で、料理の事を専門的に勉強している設定です。
という事はAは一般人よりも料理の事については、詳しいでしょうし、腕も上でしょう。
SDはその事を考えて、Aがおいしい料理を作るのは簡単だろうと難易度を2に下げます。

これが、設定による前提変換です。
前提となっている事と違う設定を持つ人が、行動宣言をするときに、条件が変わります。
これは、有利に働いている場合ですが、逆に小学3年生の子どもが同じ行動宣言をした場合、
難易度は5から7に上がるという不利な前提変換がなされる事もあります。

・行動宣言による前提変換
このゲームは行動宣言ごとに抽出の前提が変わっていきます。
「台所で料理を作ります」と言う行動宣言の場合、
SDが抽出の前提とするのは、「料理をするのに関する能力、技能、持ち物」です。
例えば、「手先が器用・調理技術・包丁」といった物です。

しかし、ゲームの目的は「おいしい料理を用意する」ことです。
その方法は、色々あります。
例えば、Bが「料理上手な友達に料理を作ってもらう。」と行動宣言しても、
ゲームの目的は果たされるわけです。
この場合の抽出の前提は、「友人の説得に関する能力、技能、持ち物」という事になります。

前提となる抽出条件を、行動宣言によって変更するという一つの前提変換です。
この前提変換を使用すれば、
調理に関係する成功要素がなくても、ゲームの目的を達成する事が出来ます。

ただし、状況などからこのような行動宣言をした場合、難易度が上がる場合があるので、
難易度が上がっても達成できるのか、行動宣言自体が出来るのかを確認しなければなりません。

大体この二つが、分かりやすい前提変換の例でありますが、
すでに前提変換がSDによって組み込まれている場合が多いです。

また、前提変換で元々難易度5だったものが難易度3になった場合、
全体の総難易度から引かれる難易度は、もともとの難易度分しか引かれません。
つまり、この場合では、難易度3をこなす事によって、総難易度から5マイナスされるわけです。

逆に、元々難易度5だったものが難易度10になった場合、
難易度10をこなしても、総難易度からは5しかマイナスされません。

これらを踏まえた上で、前提変換を有効活用していくことが、
Aの魔法陣の上達の一歩でもあります。(終)
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by heart-of-chord | 2006-02-18 17:13 | Aの魔法陣


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